幼児教室チャイルドアイズの口コミ

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知育

前から気になっていたチャイルドアイズ。2歳3ヶ月のときに無料体験に行ってきたので口コミしてみます。

七田式やコペル、ベビーパークとはまた全然違った!

注)けっこう辛口です。

チャイルドアイズは知能育成とお受験対策の幼児教室

「受け入れる」「考える」「表現する」という一連のプロセスを大事にし、思考力・表現力・分析力を育てるのがチャイルドアイズです。

右脳教育はとくに謳っておらず、柔軟でバランスのよい脳を育みます。

知能育成コースとお受験対策コースがあり、お受験では中堅校の合格実績が多いですが国立や最難関もちらほら合格者がいます。

無料体験の流れ

チャイルドアイズは随時無料体験を受け付けています。

フォームから申し込みをするとメールや電話で折り返し連絡があり日程を決めます。

当日の流れ

お約束の10分ほど前に到着。

ご挨拶して靴を脱ぎあれよあれよと言う間に子供だけ先生と個室へ。不安そうな娘でしたが窓から覗いて手を振ると安心した様子。

隣の教室で教室長と面談

楽しそうな声が聞こえてくる

「おかあさまお野菜どうぞ!」と野菜の模型をもった娘と先生が呼びにくる

フィードバックで何をしたか、娘のできたところできなかったところを振り返る

ご挨拶しておしまい(次の子がやってくる)

チャイルドアイズのメリット

母子分離

1歳半から通うことができますが、母子分離です。この小さい時期から母子分離のお教室はなかなかないので、びっくりしました。

娘は1歳から一時保育に度々預けていること、1歳8ヶ月から保育園で過ごしてることもあり母子分離はスムーズでした。最近は「はじめてのおるすばん」という絵本が好きなため、「ママはおるすばんしててね」と笑。

先生のお話では、最初は泣いてしまう子が多くお教室に入れないこともあるとお聞きしました。母子分離が初めてでも、お教室の部屋は窓から覗けます。しばらく窓越しでママがいることをアピールするとお互いに安心できますね。

泣かれるとひどいことをしているような罪悪感が沸きますが、授業はとても楽しい!!ので、すぐ慣れて母子分離できるようになるとのこと。

授業は全部で50分。うち5分ほど母向けのフィードバックがあるので45分くらい自由時間!外出してお茶してもいいし、待合室で本を読んでも。

なかなか自由時間はとれないので母子分離はありがたいですね〜。

無料体験のときは子供の楽しそうな声を聞きながら、責任者の方に色々と説明をしていただきました。人見知りはしなくとも初対面では警戒心を持つ娘ですが、すんごい楽しそうな笑い声が聞こえてきましたよ。

プライベートレッスンがある

グループレッスンとプライベートレッスン(マンツーマン)と選べます。マンツーマンのほうが4000円くらい金額は高いです。

グループレッスンでも、机の大きさから言って2人、多くても3人までという印象。何人までですか?の問に「この時期は絶対にマンツーマンがいいです!!!」と答えてくれなかった汗

ただ、やはりマンツーマンはいいですね。現在通っている幼児教室も少人数制ですが、多いと4〜5人います。うまくできたところ・できないところを先生が見逃す事も多く、必然と子供に対する分析が甘くなります。

幼児期の子をきちんと同時に見るのはせいぜい2人までかな、と感じていたのでプライベートレッスンがあり、グループレッスンも超少人数のチャイルドアイズはかなり惹かれました。

フィードバックが的確

これは先生によるのかもしれません。が、娘を担当した先生は短い時間できちんと娘の理解の範囲を把握していました。

母子分離だと授業がどんな感じですすんだのか気になりますよね。

どんな取り組みをどういう目的で行ったか、どこができて出来なかったかなどスラスラと解説をしてくれます。

家での過ごし方、遊び方の参考になることがいっぱいです。

遊びの要素が強い

見かけは先生と二人で遊んでいる、感じです。本人はお勉強だと少しも思ってなさそうです。

お歌やフラッシュカードはなく、取り組みもさほど多くありません。今通っている幼児教室は1つの教材に取り組むのはわずか数分で、次から次へとこなすのが特徴ですが、チャイルドアイズはそういったせわしなさはありません。

フラッシュカードはない

フラッシュカードはないんですね、と言うとチャイルドアイズはあえてフラッシュカードはしないようにしているとお答えがありました。

記憶力を高めるのにフラッシュカードは有効だと言われています。

それよりもしっかりと考えたり、分析する力の土台作りが大事なんだという主張です。

実は0歳3ヶ月からフラッシュカードを見てる我が子ですが、フラッシュカードが効果的だとは私は思っていません。

あえてやらない(他のことに的を絞っている)という信念は評価します。

賛否両論あるのでフラッシュカードのあるなしはご家庭の好み次第ですね。

理系分野がよく育ちそう

チャイルドアイズは的を絞った教育をしています。具体的には、

図形(かたち、空間認識)

記号(数、色、音)

概念(言葉の意味)

授業はこの3分野で構成されています。暗唱、歌、イメージトレーニング、リトミックや工作といったものはなく理系分野に特化しています。

とくに図形にはかなり強くなるようです。知育コースをとっている子でのちのち図形のペーパーで躓く子はいないんだそう。

チャイルドアイズのデメリット

別途かかる費用が多い

入会金約2万、月謝グループレッスン1 万2千円(プライベートレッスンは+4000円くらい)の他

施設維持費6000円/半年

教材費18000円/半年

また、年に一度の知能検査は5000円。子育てコーチングが4000円、ことば検定が2000円…などあとから必要になるお金が少々。

教材費は半年で18000円なので高いですね。

その代わりしっかりしていて、長く使えそうです。図形パズルや動物カードなど。先生はしきりに、「チャイルドアイズでやったことを家でもやることが大事!」と言っていました。なので教材は必須です。同意しますが、同じ教材で訓練するよりも似たものや代替品を使うことで考える力、工夫する力といった応用力がつくと思ってます。

私の感覚ではやはり教材費は高いですし、年間36000円必要ならマグフォーマーやLaQを買いたい。

先生と話す機会が少ない

チャイルドアイズはきっかり1時間おきにコマがありタイトなスケジュールですので、終わったら速やかに退室(次の子が待ってる)です。

また母子分離なので先生とお話するのはフィードバック時のみで、それも短い時間に授業内容を説明するので雑談してる余裕はありません。後ろに授業がなければゆっくりできるかもしれません。

子育てのアドバイスなどはなかなか受けられない雰囲気でした。子育てコーチングは一回4000円で受けられますが…

日頃の細かい躾のことやちょっとした悩みは子育てコーチングを受けるほどでもないですしね。

あいている他の先生や責任者の方とお話することはできそうですが、子供を直接見てくれる先生と信頼関係を築きたいなあーなんて思うのですよね。

お受験対策に不安

我が家はお受験を決めています。チャイルドアイズはお受験コースも少人数制です。そもそも、受験コースをとっている人数も少ない印象。お受験本番は大勢の中で試験になるし行動観察もありますので、そこそこ人数がいるなかで切磋琢磨したいなあ、なんて思いました。

我が家は最難関を目指すわけではないので、チャイルドアイズさんの合格実績は十分に思います。

が…例えば80点を目指すなら100点、100点を目指すなら200点をとるつもりで試験の準備をするものだというのが私の持論です。

知育コースからそのままお受験コース…という道筋は我が家はないかなあという印象です。

総合すると(辛口ですよー)

面談ではチャイルドアイズの授業内容に自信があるのがよく伝わってきました。

実際、3分野を色んな視点から学ぶプログラムはよく練ってありますし、スゴイという印象でした。

しかしながら、この図形、記号、概念という3分野…この幼児期にこの3分野オンリーでいいのだろうか?そして決められた教材でなければいけないのか?

私は、大きくなればすんなり分かることを幼児に教えこむのにはピンと来ません。

幼児期にやることは巧緻性を高めることであったり、感性を高めたり、情緒を豊かにしたり、自己肯定感や好奇心を持たせる事なのかなと。すでに通ってるお教室でも、ひらがなや図形認識の取り組みはあります。でも通ってるのは巧緻性の面や感性などの内面、好奇心をくすぐるといった私が大事だと思う取り組みがたくさんあるからです。

3分野に特化していて、家でも同じ教材でお勉強する…というのはちょっと我が家の方針とは違うかな。そういう勉強の仕方は受験に対してならばいいのかもしれません。

また、我が家の面談を行ってくれた方は他教室の悪口を織り交ぜながら…なのが気になりました。たとえライバル教室が近所にあっても、子供を指導する方がすることではないなと。

そんなわけで、母子分離やプライベートレッスンに惹かれながらも入会までは至りませんでした。

結局、先生との相性?

多分、一番引っかかってるのは他教室の悪口を言っていたこと…です。笑

辛口で書いてまいりましたが、チャイルドアイズの良いところはたくさんありますし、お教室によっては信頼できるいい先生がいらっしゃると思います。

気になった方は是非無料体験を受けてみてくださいね。

ここまでお読みいただきありがとうございました。どなたかの参考になれば幸いです。

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