幼児に英語教育は必要ない?

スポンサーリンク
英語育児

子どもが産まれると目にする英語教材たち。

早期英語教育は必要?大人になってからでも英語習得はできる?

メリットデメリットは?

気になる英語育児についてまとめました。

早期英語教育が盛んな理由

小中高の英語教育では喋れるようにならない

学校教育の英語はほとんど意味がない?

小中高で学ぶ英語は文法中心で喋ることを前提としていないと言わざるを得ません。

イェール大学の元助教授である斉藤氏は、著書で「イェール大学にくるようなエリートと言われる日本人留学生ですら、他の国の留学生と比べても圧倒的に英語ができない」と書いています。

※この本、英語育児に興味あるなら必読です。おすすめ!

イェール大学のような海外大学に進学、留学するにはTOEFLやSATで高得点を出さなければなりません。さらにエッセイ(もちろん英文!)も大事になってきます。これらを突破した人でさえ、留学先では英語で苦労するのです

斎藤氏は「他の国の留学生に比べて」日本人は圧倒的に英語ができないと言います。これはなぜでしょうか。

言語習得の方法は確立している

なぜなら、言語習得に対する科学的知見はほぼ確定しつつあるのに、日本の英語教育は19世紀の言語習得法のままだからです。

何がいけないかと言うと、「文字、文法から入る」ことだと斎藤氏は指摘します。

私達が日本語を話せるようになる過程では、「親の会話や語りかけ、読み聞かせ」などの音から入ります。

3語文、簡単な文章で喋れるようになったころにひらがなが読めるようになり、書いたり正しい文法を学ぶのはもっと先です。

しかし、日本の英語教育ではこれが逆で、まずアルファベットを覚えさせます。

2008年から小学校5年生6年生に対し英語学習が始まり、2011年には小学校5年生からの英語が必修科目となりました。さらに2020年には小学校3年生から必修となりました。

早くに始めたところで、英語教育の方法自体にテコ入れしないとまるで意味がないのではないでしょうか。

では、科学的知見に基づいた英語教育って?

  • 「音」から入る
  • かたまりで学ぶ
  • 英語を英語で学ぶ

のがポイントです。学校の英語教育では圧倒的に「音のインプット」が足りません。

音のインプットは短縮できない

暗記法を工夫する・仕組みを理解すれば解けるような科目と違い、英語学習は効率的に進めても時間を短縮できません。

英語が上達するのは3の倍数と言われています。

3週間で耳が慣れる、3ヶ月である程度聞き取れるようになる、3年で聞き取りに問題がなくなる、といった具合です。

 しかも、これは海外で英語漬けで生活した場合の話!

また、英語教材で有名なディズニー英語システムの説明では、2000時間のインプットが必要と言っていました。1日2時間英語漬けの状態を1000日・・・。

学校で週に2時間英語の時間があったとしても、到底英語の習得には及ばないのです

英語耳は赤ちゃん時代に

日本語の音はおよそ100程度で構成されていますが、英語は800ほどの音で成り立っています。中国語は1500ほど。

日本語は読み書きは難しいですが、喋るだけならそこまで難しい言語ではないと言われています。

それはこの音の少なさや文法が間違っていても伝わるところにあります。

 そういえば、中国人って日本語うまい上に英語も喋れたりするなあ

人間はたくさんの音を識別する能力が本来はあるけど、日本語のみで育つと100の音以外を聞き取れなくなってしまいます。(RとLのように)

日本人が英語が苦手な理由の一つがこの聴き取れる音の範囲が狭い為です。

赤ちゃん時代からの英語のかけ流しは、聞き取れる音を維持する目的があります。

失った能力を復活させるより、維持するほうが簡単です。

大きくなってから英語を学ぶのは時間がかかる

日本の学校教育のみでは英語習得はできません。

英会話スクールに通ったり、留学したり、独学にしてもかなりの労力が必要です。

そうして獲得した英語でさえも、イェール大学の日本人留学生のように「まだまだ英語ができない」状態なのです。

また、大きくなってから、または大人になってから英語を学ぶというのは他の勉強の時間、仕事の時間を奪うということです。

英語は必修ですし、2020年の大学入試改革では英語が4技能(聞く、読む、書く、話す)となります。大学入試の勉強に英語で足を引っ張られてしまう事態になる可能性があります。

 英語がある程度できれば、それ以外の勉強に時間を割ける!

早期英語教育への批判は的外れ

林修先生は批判していたよ?

・「幼児に英語教育は不要」

・「英語ができない親ほど早期教育を支持する」

・「幼児期は英語よりも思考力を伸ばすべき」

・「母語でしっかり学び、深く核心を突く考えを身につけることが重要」

・「日本語で論理的思考ができない人間がどうして英語で論理的思考ができるんだ」というノーベル化学賞受賞者の白川英樹先生も言っている。

というのが林先生の持論です。

では、多言語国家の人々は論理的思考に欠けるの?

バイリンガルの人の優秀さ

例:インド人

インド人はヒンディー語の他に19の地方公用語があり、英語も話します。ほとんどの人が2~3言語習得していると言われています。

インド人の数学力はすごいし、今世界企業のCEO(最高経営責任者)にインド人が就任するケースが増えています。GoogleもマイクロソフトのCEOもインド人。ソフトバンクの副社長もインド人で、孫正義氏は次の後継者はこのインド人副社長で間違いないと発言しています。

例2:ユダヤ人

ユダヤ人は国家を持ちませんので、居住する国の言語+ユダヤ語の2言語を最低でも話します。少数派ながらも、常に世界を動かしてきたユダヤ人。地球上に0.02%しかいない彼らがノーベル賞の40%を受賞しています。

上記で紹介したイエール大学元助教授の斉藤氏は「英語をきちんと学ぶと国語力が上がる」とも語っています。

早期に英語教育を受けると論理的思考が育たない?いや、むしろ賢い人も多い。

デメリット:日本語が遅れる?

我が家はディズニー英語システム(DWE)を使用していますが、注意点として「親はしっかり日本語を話してください」と言われました。やはり母語は大切で、両親も英語を話してしまうと英語に偏ってしまうようです。そうすると日本で日常生活を送るには大変困ってしまいます。

英語教育をする場合は日本語(母語)を疎かにしない、というのが重要です。

娘は1歳10か月で日本語は3語文で話せるので、日本語が遅れている感じはしません。ただ、一般的にバイリンガル家庭の子は発語が遅い傾向にあると言われています。

しかし、そこで脳が混乱することはありません。

英語は英語、日本語は日本語の回線が出来上がり、頭の中では信号機のように切り替えができることが判明しています(newsweek0歳からの教育より)

回線ができるまでに少し時間がかかるだけで、(本来1回線なのを2回線引くので当たり前です)むしろバイリンガルのほうが脳を使っていて思考が深まる、という研究もあります。

↑こちらを参考にしています。

英語教育のコスト

早期英語教育はカモ?

 ただ、英語教材って高いものが多いよね…

我が家が使用しているディズニー英語(DWE)は約90万で購入しましたし、

次に有名なベネッセのワールドワイドキッズも20万ほどします。(DWEのあとに聞くと安い感じがしますが…高いですよねw)

ディズニーは版権料が含まれているので高額ですが、他の会社の英語教材は教材量に比例して高くなっています。

なんせ日本語(母語)の習得と同様に英語教育しようとすると、CD数枚やDVD数枚では圧倒的にインプットの量が不足します。教材は多量になりがちで、その分価格も上がります。

確かに、CD数枚で日本語を覚えられるかというと、無理がある…

高いと、騙されてるんじゃ…という気にもなりますね。

ちなみにサンプルはディズニーよりワールドワイドキッズのほうが食いつきが良かった!サンプルだけでもかなり楽しめます。ワールドワイドキッズ(ベネッセ)のサイトはこちら↓

乳幼児から小学生向け英語教材 ベネッセのワールドワイドキッズ
幼児英語教材Worldwide Kids(ワールドワイドキッズ)のオフィシャルサイトです。Worldwide Kidsは英語力だけでなくコミュニケーション力も身につく、ベネッセの乳幼児〜小学生向け英語教材です。0歳のお子さまからお申し込みできます。

ディズニー英語システムのサイトはこちら↓

のちのち英会話スクールや塾に通うなら、安い場合も

先述したように、学校教育での英語は物足りないものです。

やはり英会話に通わせないとな…と思ったとき、英会話スクールって週に1回集団授業60分で月謝が1万円前後が相場です(こどもの場合)2000時間のインプットには何年通えばいいやら?

60分×年間43回=43時間にしかなりません。

年間で12万前後かかることを考えると、自宅で使える教材は何年も何回も繰り返し使用できますし、確実に身に付きます。

長い目で見ると英語教材はお得!

英語教育は親が与える財産

もちろん、大人になって独学で英語を学ぼうと思えばできますし、今日本で英語が話せるよーと言う人はご自身でがんばって習得した人が多いと思います。(留学など)

私は英語教育というのは、財産と考えています。

「大学まで出してあげよう」という家庭もあれば「大学は自力で奨学金で行ってね」という家庭もあるし、「家を買うなら頭金出してあげるわ」という家庭もあれば「もちろん自分で買ってね」という家庭もある。

英語も同じで、「小さいうちに身につけさせておこう」と考えるか「必要になったら自分で学べばいい」と考えるかの違い。このあたりの価値観は本当に家庭の違い。

 どちらが正しいということではない

ただ、早期英語教育は批判されるものではない、というのが私の結論です。

お読みいただきありがとうございました!

コメント

タイトルとURLをコピーしました