赤ちゃんと新幹線に乗るの、不安ですよね。

泣かない?授乳はどうしたら?持っていったほうがいいものは?
我が家は実家が新幹線、義実家は飛行機の距離なので赤ちゃんの頃から長距離移動をよくしていました。
その経験から赤ちゃんと新幹線に乗るときのコツをまとめます。(飛行機編は別記事で!)
新幹線移動は最短でも1ヶ月健診が終わったころ
赤ちゃんはお母さんの免疫を受けついで産まれてくるとはいえ、お母さんに免疫のない風邪や感染症にはかかってしまいます。
新生児期の移動は控えましょう。
新生児〜生後3ヶ月くらいまでの発熱は緊急度が高いと言われています。(38℃以上の発熱の場合、機嫌やミルクの飲み具合が良くても受診するよう指導されます)
とくに生後1ヶ月に満たない赤ちゃんは体力もないため、感染症に注意する必要があります。
新生児期と言うとお母さんもまだまだ床上げ前ですし、無理な移動は禁物です。
なので赤ちゃんの新幹線移動は里帰り先からの帰宅等で1ヶ月健診が過ぎてから、が最短となると思います。

我が家も生後1ヶ月半ごろに里帰り先から新幹線で自宅に戻りました
生後1ヶ月過ぎというと、まだまだ授乳が頻回(-_-;)
ミルクだと3時間おき、母乳だと2時間おきくらいでしょうか。

ちなみにうちは授乳が1時間半おきでした..
新幹線に乗ってる時間にもよりますが、低月齢の場合は特に、一度は授乳(&おむつ替え)をはさむことになります。
まず、座席位置が大事!
荷物も多いし、新幹線は混雑していると自由席に座れないことは多々あるため、基本的に指定席をとります。
授乳できる!多目的室近くの座席をとる

多目的室はベッドになるシートがある広めの部屋です。ベッドにすると大人一人寝れるほどの大きさで、障害のある人が優先です。
介護が必要な方などが予約して乗っている場合もあります。
が、空いていれば授乳や着替え、子供が騒いでしまうときの避難場所として使えます。(予約はできません)
多目的室の隣には多目的トイレがあるので、この2つが近い車両に乗車しておくと安心です。
東海道新幹線のぞみ、ひかり、こだまの場合
16両編成のぞみ、ひかり、こだまは11号車と12号車の間に多目的室があります。

↑これは11号車の車両図です。(左が大阪側、右が東京側)
図で分かる通り、多目的室の隣に多目的トイレがあり、おむつ替えをする場合はこちらのトイレを使用することになります。
なので、授乳やおむつ替えのことを考えると11号車か12号車がオススメです。
ちなみに多目的室は施錠されています。乗務員にお願いして開けてもらうことになりますが、タイミング良く乗務員が通らないこともあります。
その場合、10号車に車掌室があるので、ベストは11号車です♪
また、11号車の12ABと13AB座席の隣は車椅子対応座席となっています。
車椅子の方が乗ってこなければベビーカーを置くことができます。
車椅子の方の予約を2日前まで受付けている関係で、12ABと13ABの開放は出発日前日〜当日となります。
確実ではないので、念の為他の座席を取っておき、前日に空きがあればこちらに変更する手があります。

そうするとベビーカーで寝かせられるので楽です♪
山陽新幹線 ひかり、こだまの場合
8両編成のひかり、こだまの場合は7両目に多目的室・多目的トイレがあります。

こちらも12A、13Aの隣が車椅子用座席となっています。同じように車椅子の方の受付を2日前まで行っているので、前日〜当日に空いていればこちらの座席をとるのがオススメです。
※16両編成のひかり、こだまの場合は東海道新幹線と同様、11号車に多目的室および多目的トイレがあります。
山陽〜九州新幹線 みずほ、さくらの場合
8両編成のひかりやこだまと一緒で、7両目に多目的室・多目的トイレがあります。
北陸新幹線 はくたか、かがやき、つるぎの場合
12両編成で7号車と8号車の間に多目的室、多目的トイレがあります。
北陸新幹線の場合は多目的トイレでなくとも洋式トイレにベビーベッドが設置されておりおむつ替えが可能です。
トイレは奇数号車(金沢寄り)と12号車東京よりにあります。
ミルクで多目的室を使用しない場合は座席にこだわらなくても良いかと思います♪
赤ちゃんの分の座席はどうする?
子供は未就学児(6歳)まで無料です。
自由席は子供が席を使っても無料です。指定席は膝上無料です。
ただし、指定席を子供が使う場合はこども料金がかかります。
指定席を夫と妻で2人掛けの席をとる場合は膝の上に乗せれば必要ありませんが、
お母さんが一人で赤ちゃんを連れて新幹線に乗る場合は0歳でも指定席をとったほうが無難です。
なぜなら、多目的室を使えない場合、座席で授乳ケープを使うことになります。

隣が男性だと相当気まずい!
指定席(2人掛け)を貸し切り状態にした方が気が楽です
ミルクならば気まずくはないですが、赤ちゃんの泣き声が気になったり席を立ったりも頻繁です。自由席だと、席を立つと誰かに座られてしまうこともあります。
この場合、赤ちゃんであっても指定席のみを取得することはできません。
子供運賃の乗車券+指定席券を購入します。
持っていくもの
低月齢のうちは普通のおでかけセット
- 授乳ケープ(多目的室が空いてないときは座席で授乳になります)
- ミルクの場合ミルクの用意
- オムツ、お尻拭き、オムツ替えシート
- 着替え
- タオル
- 抱っこ紐(寝ないとき、ぐずったときに新幹線内を歩き回る可能性あり)
起きてる時間が長くなる生後4〜5ヶ月ごろからは暇つぶしグッズを
なるべく昼寝の時間に新幹線に乗るようにします。が、環境が違うと寝る時間がズレたりもするので暇つぶしアイテムを持っておきます。
- ポケットサイズの絵本
- ぬいぐるみやパペット
音の出ないおもちゃって限られてきますね(-_-;)持参するおもちゃ以外にも、くすぐったりいないいないばあしたり、抱っこして歩いたりして時間を潰します。
↑は小さくて持ち運びしやすく、動物が飛び出す仕掛けがあるので食いつきがいいです♪
シリーズでいくつかあります。
離乳食がはじまる生後半年〜
- 使い捨てエプロン
- お皿のいらないベビーフード
- 手口拭き
- チェアベルト(ママの腰につけられるタイプ、あると便利!!)
- ベビーせんべいやお茶
腰につけられるチェアベルトがあると、子供の姿勢が安定するので離乳食をあげるのが楽です♪
こういうの↓
卒乳までは基本的に大荷物です(-_-;)
昼寝が少なくなり歩きだす1歳〜はオモチャ選びが肝
- ノートとクレヨン
- マグネットやシール
- 付録のある0〜3歳向け雑誌
音の出ないオモチャってなかなか限られてきますが、ポイントはその日新しく出すことです!使い慣れてる物だとすぐ飽きてしまいます。
いないいないばあ、ベビーブックなどの雑誌はそのとき出てるものを買えばいいのでオススメです!
子供が騒ぐ、泣き止まないときの対処法
トンネルで耳抜きが必要なときも
トンネルに入ると気圧が変化して、耳抜きが必要なことがあります。飛行機ほどではないのですが、場所によってはトンネルが続くところもあります。
耳抜きができない赤ちゃんは泣いてしまいますが、
- 授乳する
- お茶、お水を飲ませる
- おしゃぶりを咥えさせる
- トンネルの前に寝かせる
などで対処します。
ミルクなどで熱いお湯を持ってる場合は、ガーゼハンカチをお湯で濡らし、コップ(哺乳瓶などで代用)に入れて赤ちゃんの耳に当てると、熱い蒸気が耳の中の気圧を戻してくれます。
デッキに出る
周りの迷惑にならないようデッキに出ます。ずっと座席で飽きてしまったときにデッキに出ると空気が変わったことで大人しくなったり、外を眺めることで泣き止むことも。
歩き回る
抱っこ紐で新幹線内を歩き回ります。眠くてグズってる場合は歩いてると輸送反応で寝てしまいます。
輸送反応は哺乳類の赤ちゃんが親に運ばれるときは敵に見つからないよう大人しくなる反応のことです。
友人で2時間歩き続けた子も(-_-;)
多目的室に避難する
多目的室は障害のある方が優先ですが、次に優先されるのは子連れ。
空いていれば騒いでしまうときの避難場所として使うこともできます。
泣いてる赤ちゃんを見てる方がいたら一言「すみません」を
泣いてる赤ちゃんが迷惑だ、と思う人は少数派です。
それよりも、親の態度に注目されます。
迷惑だと思う人の大半は、親が放置してたり開き直ったりしている光景を見るとイライラするようです。
泣いてるのを放置しない、一生懸命あやしていれば、「大変だなあ」と思ってくれます。
こちらを気にしてる方がいたら「すみません」と言っておくとトラブルが防げますし、意外と優しい言葉をかけてくれたり、あやしてくれることも。
混雑シーズンは特に赤ちゃんと新幹線は気を使いますね。
しかし、座席の位置を考えるだけでもかなり移動が楽になります。
授乳やオムツがえ、食事や昼寝の時間にあえて被せると割とあっという間です♪

それでは、健闘を祈ります♪
夏の旅行の計画もそろそろ立てたいですね♪

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