1歳半のときに購入したトランポリン。
1年使ってみて、危険性やメリットデメリットをお伝えします。
購入のきっかけ:幼児教室でオススメされた
通っていた幼児教室で、鉄棒ぶら下がりやバランスボール、トランポリンをすすめられました。
トランポリンをすすめた先生の根拠は以下です。
トランポリンの効果
・体幹を鍛える
体幹を鍛えると姿勢もよくなります。また、幼児の体幹がしっかりすると直接運動能力に結びつきます。
・バランス感覚、空中感覚を養う
とくに空中感覚は、跳んでいる間に体を動かすことで身に着きますからトランポリンは最適です。空中で動作するスポーツというと、バスケやサッカー、バレー、ダンス、バレエと様々です。空中感覚のあるなしでスポーツの上達具合が変わるでしょう。
・リズム感を養う
トランポリンは運動面だけではない!続けて跳ぶには、全身を動かし膝を使うタイミングも重要で、リズム感を養えます。音楽教育にトランポリンを導入しているピアノ教室も珍しくありません。
・手軽に運動できる
雨の日や、お母さんの体調が悪くて外に行けないときも子育てしているとでてきますよね。
ちょうど幼児教室で一緒だったお母様で年子の二人目妊娠中の方がいらっしゃって、なかなか上の子を遊びに連れていけない、とトランポリンを購入されてました。
うちも上が1歳半ごろトランポリンを購入しましたが、ちょうど妊娠が分かってやはり悪阻で出歩けない日もあり…1歳半はまだうまく飛べませんが、少し飛ぶだけでも気分転換になってたようです。
・ストレス発散
体が弾むと心も弾む。人間はそのように出来ているのだそう。確かに、その場でジャンプするだけでも子どもは楽しそう!
・免疫力アップ(風邪予防!)
トランポリンは5分跳ぶと1kmジョギングしたのと同じくらいの運動量だそうです。
運動すると白血球やリンパ球は増加します。白血球やリンパ球は細菌やウイルスと戦いますので、適度な運動は免疫力を上げます。
トップアスリート並の激しい運動は逆に免疫力を下げてしまう(リンパ球が減ってしまう)ので、ほどほどに。
確かに、1歳8ヶ月で保育園に行き始めた娘、1年間で体調不良で休んだのは1日だけでした。
・骨を丈夫にする
日本の宇宙開発研究機構であるJAXAは骨の研究をしています。宇宙から帰ってきた宇宙飛行士は骨折のリスクが高いのです。
なぜかというと、骨は運動し荷重をかけることでカルシウムが蓄積され丈夫になりますが、重力のない宇宙空間では骨粗鬆症患者の10倍の早さで骨量が減少するのだそう。
骨を丈夫にするには、荷重のかかるジャンプや縄跳び、そしてトランポリンはとても良いのだそうです。
・家族で使える
トランポリンの耐荷重は100kgのものがほとんどです。子ども専用というものではないので、運動不足を解消したいお母さんやお父さんも使うことができます。
トランポリンのデメリット
メリットはたくさんありますが、デメリットが気になるところですね。
この危険性だけは知っていてほしいのですが、トランポリンの運動は揺さぶられっこ症候群が怖いです。
要注意!揺さぶられっこ症候群
揺さぶられっ子症候群は首の据わっていない乳児に最も危険性があります。しかし首すわり後でも、頭蓋骨の隙間が完全に閉じる2歳までは、力の弱い子どもには危険性があります。
揺さぶられっ子症候群が発生し得る状況の中には以下があります。
- 頭を2秒間に5~6回揺する
- 体を10秒間に5~6回の割合で激しく揺する
- 体を20分間左右に揺する
頭を2秒間に5〜6回揺するというのはトランポリンでは起こり得ないですが、大人がトランポリンで飛ぶと10秒間に5~6回は確実に超えます。1秒1〜2回飛んでます。2番目の状況は当てはまってしまいます。
ただ、娘を見ているとトランポリンを連続で跳べるようになったのは2歳過ぎから。1歳半くらいだと1人でうまく跳べず支えて数回跳ぶくらいでした。
本人のちからで少し遊ばせる分には大丈夫と思いますが、2歳以下の子を大人が抱っこしてトランポリンで跳ぶのは絶対やめてください。
また、頭蓋骨の隙間は2歳までになくなると言われてますが、まれに3歳くらいまで隙間がある子や、大人になっても隙間がある人もいます。
トランポリンを始める年齢は家庭の判断になるかと思います。
我が家は2歳までは控えめに使用してましたが、2歳前からトランポリンがなくてもひたすらジャンプしてたので、もう大丈夫だろうなと思いました^^;
2歳前半は連続20回くらい跳ぶようになり
2歳7ヶ月からは5〜10分跳び続けるようになりました。歌ったり、くるくる回ったり、踊ってるような感じです。
怪我のリスク
同じ位置で跳び続けるのは難しいので、たまに落ちます。
周囲にクッションを置いたり、ぶつかると痛いようなもの、踏んだら痛いものは片付けておきます。
騒音になる
戸建ての場合は気にならないと思いますが、マンションでは子どもが飛び跳ねるとご近所迷惑。
我が家もマンションですが、朝や夕方以降は禁止にしてます。
また、敷き詰めてある厚手のパズルマットの上に5cmほどの防音キッズマットを敷き、その上にトランポリンを乗せてます。
隣の部屋にいる夫も気付かないくらいなので、これで大丈夫そうです。
まとめ
怖いデメリットがあるので、知育に!幼児教育に!と早くからトランポリンを始める必要はないと思います。
しかし、トランポリンのメリットは盛りだくさん!とくに、音楽的なリズム感や骨を丈夫にする効果は他の運動にはなかなかないメリットです。
長く遊べますし、おうちに一つあるといいなー!と思います。
読んでいただきありがとうございました。
コメント